So-net無料ブログ作成
検索選択

ドライスーツ・データ作り☆クリスマス [伊豆]

PB300078_334halfPB300078.JPG
< 珍しいイッポンテグリ >

11 月30日。伊豆、大瀬崎。
ここはいい海です。ボクはこの海に惚れ込んで以来、10年以上潜りました。
海がいい顔(=海況または様子、転じて表情)
を見せてくれます。

最近潜ることが少なくなり、だからこそ怖さがある。そのことを現地のインスト-
ラクター(以降、現地イントラ)に伝えているのだが、「スキルは問題ないよ」と
ぴしゃり。それはまるであなたは大丈夫だと言っているかのように。
たまに潜るから怖いと言っているのだがなぁ。

過去のダイビングログを見ると自分でもすごいと思うのは、この海に毎週通っ
ていた時期があったことがわかったからだ。理由はそのくらい惚れ込んでいた
からです。仕事に疲れたとか時間がないとか来週のことを思ったり、体力を
温存しておこうとか、そんなことはおかまいなく向こう見ずに夢中になり、自分
の命をここで燃やそうくらい思っていました。憑かれたように潜った時期でした。
普通は多くて一日3ダイブでしょう。ボクは、朝一に1本、午前中に2本。午後一
に1本、午後1本と計5本でした。

OSE_0206_343halfOSE_0206.JPG
< ①浅場では、さんさんと太陽が降り注ぎ、体感温度は20℃以上の暖かさでした >

①写真。この海に潜って、この瞬間がとても好きです。浅瀬でこんなきれいな海が
見られるのは11月の晴れた日で海況が穏やかな日に限る。言い換えると、そんなに
いつも見られるわけではなく、貴重な景色ということです。
この日の外気温は18度で晴れなのですが、ひとたび海の中に入ると、外より温かい
のは、潜った方でないと信じてはもらえないでしょう。②写真。少しづつ深度を下げると、
だんだん暗くなり水温もそれなりに下がっていきます。それにしても、NIKON D800E
の描写力はすごい。これほど太陽光の届かない世界でも、潮が入り透明度が落ちた
海況でもこの描写力です。あらためて信頼を持ち、惚れ直した。頼りになるヤツだ。

OSE_0191_340halfOSE_0191.JPG
< ②少し水深を下げると、やはり冬っぽくなりますね >

閑話休題。この日はJUJUのYOUをヘビーローテーションしていました。車内はJUJU漬けの
一日でした。この曲は涙っぽく、ググッときますね。このやさしいメロディーラインがたまらない。
ボクを惹くだけ惹きまくります。

③写真。ボクの新しいダイブコンピューター。S社のD6iには閉口するほどの製品で、どうか
すると自分の命が事故ってかたちでなくなってしまうかもしれなかった。それに比して、
ガリレオ・ルナはとても見やすい。残圧も従来のアナログと併用しているが、正確だ。
水温20℃の表示わかります? 現地イントラは「じゃあ、koichiさん、最大水深20mくらい
でいきましょうか? 」なんていっておきながら、海中で他ダイバーとゼスチャーで面白い被写体
発見を知るや、たちまち水深27.2mまで下げた。たまに潜るから怖いのに、しかも冬の海で
この深さは怖いヨ。この深度でしばらく撮っていたので、残圧が減っております。

10年前は向こう見ずで水深45mまで下げていたから、思い出すと今は怖い。過去の無鉄砲さ
とたまに潜る怖さが重なり今はとても臆病になる。

ダイブコンピューターの写真を撮ったときは、水深4.6mまで戻ってきて安心したところです。
ガリレオ・ルナ。信頼できるダイブコンピューターだ。気に入った、これが見つからなかったら
自分の命にかかわることなのでどうしようかと困っていた次第。ボクのなかでD6i作動不良
事件以来、真剣に選びなおしました。

PB300145_337halfPB300145.JPG
< ③水温20℃。最大水深27.2mまで潜降しました >


今日はドライスーツのデータベース作りが目的です。今回はインナースーツを厚くした。ZERO
 IW-2000というものです。前回のウエイト+2kgでいいよと現地イントラの滅茶苦茶正確な
ご指南。水温が下がると、それに応じてインナースーツも変化し、同時にウエイト量も変化する。
その量の変化はボクではなかなかわからないが、長年お付き合いをしている現地イントラなら
即答してくれる。このお悩み解消に現地イントラが時折、神々しい仏さまに見えてしまう(笑)。
本やマニュアルでは、この即答はあり得ない。一番精度の高い回答を出すのは、目の前が
海で働く経験を積んだベテラン・インストラクターならでは。


また話しは横道にそれ、今これを書きながらビールを飲んでいるが、KIRIN GRANDEとその
THE AROMA。そしてSUNTORYプレモル。ビールが進みます。今日はいろんなことがありすぎ
て幸せなのです。別に宝くじに当たったわけではない、昇進して給料が増えたわけではない。
そんなお金のことではなく、心のありようが嬉しいのだ。

PB300039_331halfPB300039.JPG
< ④イボイソバナガニ。体長2cmほどでした。 >

大瀬崎は潜水するポイントの移動に潜水器材運搬に台車を使用する。ダイバーなら、
互いに知っていようがそうでなかろうが、台車同士がすれちがう瞬間はダイバー同士
目が合うというか、互いに目を合わせようとする。その1秒にも満たない瞳の微笑みを
交わす瞬間がとてもいい。初冬の海に潜りに来るのは、一見さんではなく、経験を積んだ
ベテランダイバーがほとんど。同じ趣味を持った者同士の挨拶がたまらなくいい。
この瞬間だけは、絶対お金じゃ買えないものだ。

そんな中、あるダイバーとすれ違った。kさんだった。10年以上前一緒にこの海で潜って
いた仲間だった。ボクが仕事で忙しくてこの海に通わなくなり会わなくなったと同時に彼とは
会わなくなった。
すれ違った瞬間、たったその瞬間だけでわかった。まるでボクは刑事のよう。
一緒に潜ったことあるよね? すぐわかった。「おーい、か〇いさ~ん」。彼は台車を置いて
ボクのもとに競歩で戻ってきた。他には何も見ていない。見つめるのは僕の目だけ。

OSE_0193_341halfOSE_0193.JPG
< ⑤潮が入り、海中が白濁してきて、一気に暗くなってきました。しかしD800Eの描写力 >

「おい、おい。ほんとかよ。おぉーっ」と彼はボクの肩をたたいていた。
10年のブランクが1秒にもみたない瞬間で木っ端微塵に吹っ飛んだ瞬間だった。

ヒューマンエラー。例えばパソコン業務では人間が仕事をすれば必ず間違いをする。
しかし、こんな記憶は人間の脳のほうが優れている。人間同士、仲間同士。かつて笑い
あった
瞬間を共有したもの同士。こんなつながりは決して忘れない。コンピューターより
人間のほうがすばらしい。
いつも食べていた食堂のおばさん、その娘、父親。みんな歳をとったけれど、そのまま
だった。
あの当時のまま残っている。これだけでとても感動した。この海はとても好きだ。
ここの娘が女子高生だったころから潜りに来ているが、今はオネエサンを通り越しつつ
ある状況であった(笑)


大瀬崎は国立公園であり、「先端」と呼ばれるダイビングスポットには半島の最先端まで、
徒歩で行かなければならない。100円を支払っていくのだが、そこにいるおばあちゃんが
当時のままだった。きっと80歳オーバーだ。
ボクの顔を見るなり、「あ、いいよ午前中も来たでしょ? 」なんて通行料100円をマケて
くれてた。

2003年ころ、尤も頻繁に通っていたがまさかまだここに座っているとは。しかも元気で
そんなに年とってない感がある。うれしかったー。みんな当時の仲間のまま生きている。
幸せー。

OSE_0195_342halfOSE_0195.JPG
< ⑥イッポンテグリに食いつくように撮る現地イントラ >

④写真。昔の自分を彷彿とさせる絵となった。体長2cm程度のイボイソバナガニ。久しぶりに
撮ってると、昔の自分を思い出した。今はチョイと撮ってしまうのに。昔は苦労して夢中になって
撮っていたな。

トップページ&⑥写真。イッポンテグリ。ボクは20年ほど潜って初めて見ました。現地ガイドは
これで4回目だそうです。一日3本潜ったとして20年で単純に21900本。21900回に4回しか
見られないものにほぼ貸切状態で撮影できました。ボクも興奮して被写体を撮りました。
サカナなのにハエみたいに足があるんですよ。びゅ~んと、ダッシュして、秒速20cmは移動
するので撮りにくいです。

PB300105_336halfPB300105.JPG
< ⑦ハナオトメウミウシの上にのる、ウミウシカクレエビ。体長1cmなかったような…。 >

帰りは大瀬崎を15時半で出た。いつも寝泊りしていた民宿の食堂で、カレーうどんを食す。
ここの娘が持ってきてくれた。昔のまま。いいなー。相変わらず、はにかみながら、運んで
くる。とても美味しくて、ゆっくりできて、リラックスできました。

⑦写真。ハナオトメウミウシにのるウミウシカクレエビ。通常このコンビはありえないらしい。
とてもレアらしく面白かった。

PB300100_335halfPB300100.JPG
< ネジリンボウ >

正面から近づいたからすぐに逃げられてしまったネジリンボウ。イッポンテグリに夢中に
なっていると、2時の方向にすぐそばにいた。いわば、鉢合わせの状態でした。

PB300048_333halfPB300048.JPG
< とても小さいカエルアンコウ。藻に隠れ、ピントで捕捉しにくかった。砂の粒と
   体長を比較してみて下さい。 >

PB300020_332halfPB300020.JPG
< ウデフリツノザヤウミウシ。別名「ピカチューウミウシ」 >

ose..JPG
< 11月30日。ダイバー大盛況。お店は大忙し。手前の赤いものは、サンタの衣装です。 >

親子に話しかけられる。波打ち際に打ち上げられた紫色のきれいなクラゲ。触っていいかと。
触手に触れると毒がありますよと現地イントラが説明した。
ここで冬に潜ると、よく話しかけら
れる。冬の海に潜るなんて信じられないみたいな目で、ドライスーツを着たボクを好奇の目で
らんらんと見る。

ラストの写真は海中に設置されたクリスマス・ツリー。
そういえば、もうすぐクリスマスなんですね。
大学生のお姉さまダイバーが赤いサンタクロースの衣装を着て、ピースサインをしていた
写真を見た。かわいらしいですね。

隣のグループでは20代半ば過ぎのべっぴんさんがサンタの衣装を着ていたが、これは
可愛くは無く、大人のオンナの色気がでて、セクスィでした。多分、本人はそんな気は全く
ないと思いますけれど。いやぁ、ええモン見ました(笑)

PB300149_338halfPB300149.JPG
< 水中に設置されたクリスマス・ツリー >


nice!(4)  コメント(3) 
共通テーマ:blog

nice! 4

コメント 3

kimiko

おひさしぶり~~♪
何度も見ちゃうくらいキレイな写真ですねー♡
ダイバーのメッカ見たさに246を3時間とことこ走ってココへきた時のコトが蘇えった(*≧艸≦)
台車とタンクと干スーツ群。。まさにこの絵だ~!w
ビール飲みながら書いたとは思えないほどすばらしい記事ですね!
koichiさんの想いがとても伝わってきました。

51←koichi?オトシかと(爆)
by kimiko (2014-12-09 07:44) 

koichi

kimikoさまへ

おひさしブリブリッ。。
ダイバーのメッカを見にクルマで行かれたのは、確かkimikoさん
の記事で読んだような…。ボクはいつも半分酔っ払って書いてます。
だから、誤字が多い(笑)。
51はkoichiです。最近この名前をやっと、とても好きになれたような
感謝の気持ちで使っています。
by koichi (2014-12-10 21:28) 

starwars2015

水中のクリスマスツリー、いいですね。
物語が生まれそう。
by starwars2015 (2015-02-07 18:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。