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オフトレ・スタート☆ [アイテム]

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< 江戸川サイクリングコース最遠地点到着の図。東京ディズニーランド
     あたりから走りました >

●初めてのロードバイク

自転車メーカー、PINARELLO(ピナレロ)で名前はRAZHA(ラザー)。
イタリアンバイクです。目に飛び込んでくるデザインでこれを選びました。
選んだ結果がたまたまイタリア製のロードバイクだっただけのことです。
もともとイタリアは興味のある国だし、なおさらそのたまたまが、ラッキー
でした。
まだバイクというと頭の中ではオートバイになってしまい、バイクという
言葉がなかなか自転車に結びつかないほどロードバイクに不慣れです。

ロードバイクの知識はまったくないkoichiです。ショップを見ていると、
ロードバイクは10~150万円ぐらいが相場みたいです。その中で、ボク
のバイクは、25万円ほどのエントリーモデルなのです。
フレームの型は上級モデルのもの流用しており、見た目は高級感はある
みたいです。しかし、実際の走りはエントリーモデルの範疇であり、上級
モデルとの商品差別化が図られているようです。総重量は軽いには軽い
けれど、やはりこのようなものかな、って感じです。走れば走るほど、上級
モデルとの格差を感じます。

実際、スキルを備えた上級者がボクをさらりと抜いていくときの、ペダル
が回転する音が違う。風を切っていくカーボンフレームの軽さがボクの
バイクと違う。この歴然たる差、まるで神のように絶対的な速度で抜き
去ってゆく(大袈裟に書いているのではなく、速いひとは本当に速い)。
抜き去った後も、スタミナを切らす様子もなく速いペースのまま、ただ
ただ差が開いていくだけだ。この疑問が走りこみの練習量の差だけな
のか、やがて疑問が解けていく。

ボクが900ccのオートバイで長距離ツーリングをしていたときのこと。
高速道で中型バイクを一度追い越すと、二度とそのバイクを見かける
ことはなかった。自分が750ccでのとき、1100ccに抜かれると二度と
そのバイクを見ることはできなかった。上級者が速いロードバイクに乗る
と同じこと。まさに鬼に金棒だ。上手いひとが金をかけたバイクにまた
がると、すさまじいパフォーマンスを発揮する。排気量とスキルと重量
の差は絶対なのだ。


フレームの材質はカーボンで軽量には間違いはないがカーボンの
中でも材質は廉価であり、それによりロードバイクの入門車として
価格を抑えられている。本格的なロードバイクというよりは、エントリー
モデルは確かで、汎用的日常的入門的というほうがふさわしい。
デュアルパーパスといえば良いだろうか、スパルタンで攻撃的な位置づけ
ではなく、ロードバイクが
初めてのひとには親しみ易い、コンシェルジュ
のようなバイクだ。日常に使うには贅沢過ぎて、レースに使うには戦闘力
の足りない、リラックスして流す、そんな味付けのバイクなようだ。

そのようなわけで最近は、江戸川SC(=サイクリングロード)に生息して
いるのだ。とはいっても、ダイビングやカメラをやめたわけでもない。
あくまでダイビングのオフトレということで始めたバイクではある。
カメラは、例の「テング熱」。蚊に刺されて命を閉じるのもつまらない。
去年、新宿御苑で撮影再開といったときだった。

でも? でも? でも? また本来の目的を失いそうなくらい熱中しそうな気
がする。またですか? koっ、koichiさん、例によって一眼レフのように
また脱線ですか(笑)?


                       

自転車をはじめたきっかけは、ダイビングでのフィンキックのため。
次回の琉球遠征のためにと。

自転車の知識ゼロ。月に2回ほど自転車に乗るとして試行錯誤を
する。自転車の雑誌を読んでも自転車の専門用語がわからない。
まず実行してみた。

初日が25km走行。変速機の扱いがわからず、無段変速機の
ママチャリ状態で走行する。速度もたった14km/hしか出せない。
ロードバイクを知らない一般のひと(この日のボク)には、お尻が
どうしようにもならないど痛くて、ロードバイクの乗り降りに手こずる。
座席の位置が高すぎて、ハンドルが低すぎる。手首が痛い。
かなり非日常的なポジショニングである。はたから見ると、かなり
みっともない姿であったに違いない。


ペダルを漕ぐ。立ちゴケとは言わずともそれに近い危なかしさ。
生まれて初めて400ccのバイクに乗ったときのことを思い出す。
家にあるジャージとサウナスーツで走るも、防寒がまったく効か
ない。靴もかなり軽量のジョギングシューズだがこれも間違い。
脚の力がきちんとペダルに伝わらない。ロードバイクをたかだか
自転車でオフトレという軽い認識でいた、そのしっぺ返しを受けた
みたいだ。サウナスーツはお尻がサドルとの摩擦ですれてしまい
溶けて穴があき、一日でだめになった。
この日たくさんのロードバイクに抜かれた。敗北感を浴びせられ
自分の弱さを直視した日だった。
自分より上手いひとの背中を見ていただけだった。


二日目に70km走行。少し慣れてきた感があり、走行距離を延ばせる
ことができた。お尻が痛い、強い前傾で極端に両腕に上半身の体重が
かかり手がしびれる、足の甲が寒い。自転車のことを知らず、頬と両耳
が痛いほど冷たく快適とはいえない。ロードバイク用の防寒装備が
あることも知らず、無知でいきなり自己流で走ったから、つらかった。
つらいけれど、楽しみも感じるのでペダルを漕ぐ。自分では自転車という
認識、グローブは黒のカラー軍手でいいと思っていた。
それで走行するや、掌の肉がパンパンにはれ上がり、ひりひりと痛くなった。
物を掴めないほど痛い。これは背筋が不足しているのと余計な贅肉のせい
である。

自分の心をシュミレーションモードにする。これが野生動物や戦場で
あれば、自分は間違いなく殺されている。だから、命を狙われている
つもりでぺダルを漕いだ。人間狩りにあっているくらいのつもりで漕いだ。
それでも脚は動かない。しっかりしているのは意思だけ。
みんなに
抜かれていく。頭の中を命がけのシュミレーションモードにすると、
ボクは生きていくことはできなかった。二日目のボクは、意識が明瞭
のまま食い殺されていた。


三日目に80km走行。あいかわらずお尻が痛いが前回よりはもっと
遠くへという気持ちが強く働くも40km地点で折り返す。あと40km
ペダルを漕がないと帰れないと思うと、その安全マージンをとっておか
なければならない。パンクに備え予備チューブやタイヤレバーなど準備
しているが、不安は残る。
自転車の知識のない自分にまだ無理はできないと、頭の中を現実的
にもどして引き返す。でも、ちょっと余裕が生まれたかも。そして、
カラダは痛くとも楽しかった。


四日目に106km走行した。片道53km。サイクリングロードの最終
地点に到達。折り返しをしてから、もう53km走行しなければならないと
いう不安よりも、知らないところへ行く興味が勝りボクを走らせる。
都心から離れるにしたがい、息切れをして呼吸が大きくなる。しかし、
空気の味が美味しくなっていく。

今のボクは走行距離が80kmを超えたあたりで元気がなくなる。
それでも、生まれて初めて一台のロードバイクを抜いた。
快感だった。

あとは惰性で漕いで何とか帰途についている。はぁはぁと大きく
息を
吸い、時速15km程度でヨロヨロと走り、ロードバイクにしてはみっとも
ない姿だろう。慣れた上級者たちがボクをビュンビュンと抜いていく。
最後のほうは、土手を走る高齢者のママチャリに抜かれるほどカラダが
言うことをきかない。

五日目も106km走行した。30km程度の折り返し地点では、満足しない。
100kmくらい走ってヘトヘトにならないと満足しない。今日は90km走行
したところから息があがり、太ももが意思の通り動かない。士気も下がって
いない、進む方向はしっかり見え、意識はしかりしていても脚が動かない。
この辺でボクはチーターあたりに食い殺されていただろう。意識はしっかり
していても悲しいくらいカラダがいうことをきかない。

しかし、今日はロードバイクを3台抜いた。先行するバイクの後ろにつき
速度を合わせる。スリップストリームとまで相手との距離を近づけなくとも
一定の距離を保ち、相手の速度とギヤ比を合わせる。ケイデンス(1分間に
ペダルを回す回数を観察する)を整え、体力を温存する。相手が体力的に
へばってきたら、いっきに抜き去る。
抜くときの快感といったら、獲物をしとめた感じといおうか、自分が肉食動物
になったようで獲物の首もとにかぶりついたようだ。
調子に乗って抜いていたら、自分がバテて、また抜き返される。つまり、この
時点で負けているのだ。相手のほうがスタミナがあるのだ。

ロードバイクは自分の弱さを舐めさせてくれる、鏡のような存在である。
自分の弱さに対する怒りを漕ぐ力に変えろ、そんな気になる。抜け、抜け、
鍛えてどんどん抜きされ。

P1100004_348halfP1100004.JPG
< 日本にはないデザインのイタリアン・バイク。異文化チックなところが興味深々。
この頃はペダルとシューズはノーマルの超ド初心者です。 >



初日の最遠ポイント(折り返し地点)が二日目にはただの通過点になった。

思えば、ダイビングや一眼レフをはじめたころも、悪戦苦闘と暗中模索の
繰り返しだった。ロードバイクも快適に楽しめ、走って汗をかくことが快感
に変わるまでは苦しいに違いない。慣れが必要だ。場数を踏まなければ
ならない。楽しみはそのあと必ずやってくると思う。
ダイビングが決定的に楽しみに変わってきたのは、タンク本数150本くらい
から、カメラが楽しく思いのままに動くようになったのは7年も経ってから。
ダイビングにカメラを持って入れるようになったのは、タンク本数200本
を超えてから。ふたつとも楽しみに変わるまでは修行みたいなものだった。

快適なダイビングのためにはオフトレが必要だ。
ダイビングにいけない日は走る。沖縄の海をイメージして走る。
ペダルを踏め。疲れたら休め。ゆっくり、早く、自分の走行ペースを掴んで
確立しろ。ロードバイクなんだから、もたもたせず走るんだ。ヨロヨロ走るな。
みっともない。


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< 東京湾から35km離れた地点にて。自転車始めて、二日目の折り返し地点です。 >


●ロードバイクは凄い乗り物だ。

気分爽快。バイクを思わせる移動能力。カーボンフレームで車体重量が軽く
全開でペダルを漕ぐとそのたびに車体が左右に傾ぐ。金属のフレームでは
味わえないしなりと軽さ? かもしれない。カーボンという繊維を編んだ材質
ならではの衝撃緩衝材としてのしなりを感じる。フレームのたわみが優れて
いるのか。


上級者モデルになればなるほど車体重量は軽くなり、扱いは難しいであろう。
タイヤサイズ25cのエントリーモデルでさえ、操縦性は敏感で脳で判断した
ことがその0.5秒後に路面に伝わり、すぐその応答が自分のカラダに戻って
くるレスポンスの良さ。自分の考え通りのコントローラブルな状況下であれば
とても楽しいのだが、ひとたび自分の意思が裏目にでるととても危険な乗り物
である。乗り手のスキル・意思が直接自転車に伝達されるほどsesitiveだ。
そのような意味でじゃじゃ馬であるから、乗りこなせればこれはきっと楽しい
乗り物に違いない。乗りこなすか、キックバックを受けるか。

P3010009_355halfP3010009.JPG
< タイヤサイズ25cのクリンチャーです。  >



ロードバイクをもっと早くから知っておけば良かった。
これより高価なバイクは車重が軽く、タイヤが細くてレーシーだ。だからきっと
もっと難しい乗り物なんだろう。ロードバイクの凄さを感じてきた。

自転車の軽さといったら、右人差し指と中指だけで持ち上がる。その軽さゆえ、
路面の凹凸のキックバックもダイレクトだし、少しの横風で走行ラインがタイヤ
2本分ほどヒラヒラと変わってしまうのは怖い。特に、それが時速40kmを
超えるスピードだと。
ボクが左右の脚を交互に下方へペダルを力強く押し下げるとフレーム自体も
左右に振り子のように振り出し、途端に不安定になる。

P1100003_346halfP1100003.JPG
< 矢切の渡しにて。や・ぎ・り・のぉ、渡しヨォ~♪ ってかぁ~。 >


脂肪燃焼用のスポーツドリンクとチョコレートとウィダーゼリー。
これは走行に必携です。あとは気力と意思のみ。くじけたら、そこでおしまいだ。
楽しみたければペダルをこげ。辛ければそこで辞めればいい。苦しいときは
胸いっぱい呼吸すればいい。途中で止まってもいい。銃弾が飛んで来るわけ
でもライオンが襲ってくるわけでもない。自分をいじめすぎるな。継続しろ。
苦しさを楽しめ。必ず、楽しみはあとでやってくる。いずれ余裕が生まれ、
楽しみつつ前を走る者を抜ける日がやってくる。

六日目も106km走行。今度はちょっと余裕だった。
そして七日目。53km走行。わざと走行距離を半分にし、走るスタミナが
持続するようにした。そして、自分の前を走る者を抜くことだけ考えるように
した。


 


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starwars2015

1枚目の写真、一瞬外国のカットかと思いました。
かっこいいですね。
by starwars2015 (2015-03-14 10:09) 

koichi

いいえ、某T県です。
by koichi (2015-03-15 17:52) 

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