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西表島概論☆草案 [沖縄]

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< 西表島遠征へプチお祝い。7月8日渋谷のいつものラーメン屋さんにて。ここのつけ麺はとてもおいしく
  わざわざ渋谷まで食べにきました。 >

第二十次琉球遠征の工程をまとめてみた。すると、自分が実行しようと
している旅の輪郭が浮かび上がり、限られた時間内でできることがわかる。
それに伴い、手荷物も予算も具体的に洗い出せる。タイムスケジュールと
手荷物と実行手順がまとまる。草案というよりきわめて現実的な実行案と
書いたうが適切だろう。

【手荷物考】
今週末、西表島を訪れる。本当に楽しみたいことを絞り込んで、制限時間
内に自分が楽しめる旅のエッセンスを凝縮しなければならぬ。
八重山諸島の果てまで足を伸ばすことなど希少な機会であり、タイムロスは
ゼロで行動しなければならない。時間割に縛られた旅で心が本当に自由に
なれるとは思わぬが計画的に行動しなければ、だらだらと時間を浪費する
ことは確か。
自分の望むことを拾い上げ、時系列に並べてみる。それらを
結ぶと線となり時系列となり流れが生まれ、限られた時間の中で楽しみを
どうやって消化しようかという計画ができる。旅の中半
で一日くらい心の欲する
まま放縦してさすらうのもいいかと思うが残念ながらその時間がない。旅行
のパンフレットでみる「フリータイム」が作れないなー。

台風8号。現地のダイビングショップの情報によると、台風勢力圏のぎりぎり
端っこなので被害は大したことはなかったそうだ。フェイスブックなどでは元気
そうしていた
。8日と9日以外は潜水していたそうだ。

珊瑚の死骸でできたバラス島も消滅していなかった。バラス島を言葉で書いて
しまうとサンゴの死骸が堆積したものなのだが、これが視覚的には名状し難い
美しさとなる。今回このバラス島に上陸することができるならば、三脚持参で
ぜひとも撮りたい。このためにレンズをを厳選し、三脚も用意したのだから。
910ヘクトパスカル・風速75mというと、電柱がボキボキ折れるそうです。
せっかく咲いた花はすべて風で吹き飛ばしてしまう。ボクが運良く島を訪れる
ことができても花はすべて吹き飛んだ跡を見なければならないのかな。赤い
花が咲いていない真夏の離島はいかに、寂寥とした土地が目に映るのかな。


人間ひと世代が四半世紀を語れるとしても、たった25年程度で地球温暖化は
あまりにも急激すぎ、ときおり海水温は31度にもなっている。コンスタントに
30度あるというのは「地球大丈夫かな」と暖かい海で有難くも心配もしてしまう。
屋内プールが28度。30度の海にフル装備で入ると、海中はまるでお湯につか
っているようなもの。NHKの気象予報でも「今まで経験したことのない」「50年
に1度」などの表現が使われるのは自然に対してとても怖い念を抱く。
今回お世話になるダイビングサービスのオーナーも鉄筋コンクリートの天井が
はぐれるのではないかというくらい、強風に対して怖い表現をしていた。

沖縄本島(=以下、本島)よりさらに411kmほど西へ移動し石垣島へ。そこから
さらに30kmほど西へ行きで西表島に着く。潜水時はダイビングボートで潜水
ポイントまでさらに数km~数十km移動する。そこには素晴らしい八重山ブルー
があるだろう。


1995年10月3日にボクは西表島付近の鳩間島で潜っていた。そのときのボク
はダイビングのライセンスを取って初めてファンダイブとして石垣島へ潜りに来て
いた。本人の知らぬ間にこんな日本の果てで、偶然にもすでに潜っていた。
そのときの海水の美しさは特筆中の特筆すべきものでいまでも憶えている。
ミネラルウォーターと変わらぬ美しさがここにあった。
今思えば、当時の水中ガイドが気をきかしてここに連れてきたのではないだろうか。
石垣島に4泊5日(ダイビングはなか日3日間だけ)で、水納島・鳩間島・マンタが見ら
れるヨナラ水道など、石垣島のエッセンスを凝縮したようなポイントばかりだった。
しかし、マンタスクランブルという有名なポイントで、この日に限ってマンタが見られな
かった。見られなかったというのは、見られないほうが珍しいというくらいマンタが見ら
れる場所だったから。

ダイビングのライセンスを撮って初めてピッカピカのmy gearで島を訪れたボクにずっ
と記憶に残るようなものを見せたかったような気がする。水中ガイドとしては心外だった
結果に、罪滅ぼしとしてわざわざボートを1時間以上も飛ばして、鳩間島のエビ穴という
場所まで連れてきた。その海の透明度といったら、それはもういまだに脳に刻まれている
ほどである。その美しさをもう一度見に行こう。このころは、フィルムカメラの写るんです
しかもっていかなかった。カメラが苦手で知識も経験もなかった。しかし、今回は陸上用と
水中ワイド用にNIKON D800Eを2台、逆光に強いAF-S NIKKOR 14-24mm
F2.8G EDを2本を準備した。水中マクロはNIKON D200となる。19年前より装備は
良くなったのであの心にいつまでも焼きついているあの海の色を切り取ってこよう。
あの当時は「何てキレイだー」と感動して帰ってきただけなので。

それから十数年後、石垣島を再び訪れたら、近場ばかりのありきたりなポイントだった。
あのガイドは、通常の石垣島では見られないようなポイントをボクに見せたのが、このとき
初めてわかった。それはもうボクがダイビング初心者ではなくある程度経験を積んでいた
タ゜イパーであったからその気遣いに気づいたのである。ダイビングを始めて最初からいい
ガイドに出会っていたと思うとジーンときた。ありがとうの感謝の言葉が浮かんだ。

ダイビングを始めて約20年。そんな島に5泊6日滞在する。今まで見た海で透明度を
ひとつとれば、ここが一番美しかった。慶良間列島よりも美しいな。陸上撮影を入れると、
竹富島のカイジ浜やコンドイビーチも美しかった。大学のときから旅をして日本を3周した
経験を加味してもこの島の水は日本のどこよりも群を抜いて美しい。その次に美しいのは
慶良間の北浜(=ニシバマ)とか灯台下(=アダン下)くらいかな。北海道の日本海側を
バイクで旅していたのを思い出すと、留萌から北はとても美しい。紺碧な空間です。
日本という国は水のきれいな国です。この国に生まれて良かったと思う。この国を旅して
回るとあらためて素晴らしい国であることがわかります。


【行き】
7:00起床でいいだろう。前日目一杯働いても睡眠時間は確保できる。
8:00-8:20最寄駅へ移動。8:40-10:00で最寄駅-羽田空港へ高速バスで移動。
首都高湾岸線渋滞時間も加味してこの程度の時間枠をとっている。
手荷物は適当にさっさと預ける。

10:30-11:15。沼津港にて単独で第二十次琉球遠征壮行会を敢行する。
いつもこの店で縁起を担ぐ意味でビールで乾杯する。平日の午前中からビール
とはフトドキ千万・フラチ千万であろうが、どうかお許し下さい。koichiは貴重な夏休み
のプレリュードをこの店で敢行しなければなりません。

ひとりなのだが「(この日のために)一年間ごくろうさまでしたっ(笑)」とか「よく
病気もせずに、また行くことができたナっ(笑)」なんて心の中で士気を上げる時間だ。
一杯だけ味わって上機嫌で搭乗しちゃう。一杯だけというのは飲んべェではなく、
これはあくまでお神酒です。これがボクの琉球遠征のパターンをとおり越えて、
なくてはならぬへ神事へと進化(=神化)
している。

ボクは新年のお参りに明治神宮に行くが雰囲気としてはそれと似ている。
これが気持ち的にけっこう盛り上がっちゃうが内的にはあくまで縁起を担ぐためです。
平日の真昼からビールなど飲みたくはないゾ。とはいいつつも、せっかくの休み。
琉球遠征といっちゃあ、寿司屋でビールで乾杯。koichiよ、それにしてはアナタは
しょっちゅー乾杯しているではないか。本当に縁起かついでいるのかナ(笑)。

11:55-15:00 羽田-石垣空港へ移動。
15:00-15:30 手荷物受け取り。
15:30-16:00 石垣空港内でお土産を郵送する。日ごろいっつもいっつもひっつこく
お土産を頂いている先輩へ送ってしまうことにする。送料はボク持ちにして(これが
ケッコー馬鹿にならない)、手荷物は増えないようにここで郵送してしまい、約束は
果たすことにする。一眼レフ3台と交換レンズ5本でバックで20kg程度。それに
着替えにバックひとつ持ち、船舶への乗降は毎回重い旅である。
お土産の箱が凹むとか腐るとかそんなこと考えていたら、離島へ旅はできません。
やはり、このタイミングで送ってしまおう。
ダイビング重器材と水中撮影機材の2つは、郵パックですでに送り、お店に到着して
いる。この二つで50kg程度。

下調べをしているとき、新石垣空港で寿司屋「源」がオープンしている。とりあえず
訪れる予定はたてる。那覇市で毎晩のように食べていた石垣牛のあぶり寿司や
宮古島の寿司屋で食べた黒い貝。前者は口の中でトロり、後者はコリコリと
歯ごたえがよろしいのだ。多分これはシャコ貝だった。また口にすることはできる
だろうか。イラブッチャーの刺身とか、地魚で興味をかきたてられ楽しいであろう。
      

16:30-17:00 石垣空港-石垣港へ移動。バスで移動すればコストは抑制
できるが時間が不足しているので移動手段はタクシーとなる。石垣港でとても
興味がある「泡盛中毒」というTシャツ。ひと目見てみよう。フェリーターミナル
内にあるとのことだ。内的にエポックメーキング的な斬新さと新鮮さと面白さが
あれば買いです。 

17:30-18:30 石垣港-上原港へ移動。乗船前に宿に電話すと、上原港で宿の
ご主人さんがお迎えに来てくれてることになっている。

18:30-18:50  宿へ移動。
19:00~ チェックイン。風呂・食事。宿についてのブリーフィング。
21:00-23:00 撮影器材組み立て。これがいつも2時間かかる。夏休みとせっかくの
休暇といえどぐずぐすしていると睡眠時間も減ってしまう。寝不足で海上に出ると
フツーは日陰がないのでとてもキツイ状況になる。夜はグーグー寝ないといけない。
日焼け止めも3本持っていくことにする。喫水が浅いダイビングボートは水面反射が
きつくあごの下が日焼けしてしまう。

【帰り】
6:30        起床
8:30           上原港着
9:30-10:30  上原港-石垣港へ移動
11:00-11:15 石垣港-竹富島へ移動

13:45-14:00 竹富島-石垣島へ移動 13:30
14:00-15:00 新石垣空港へ移動。

15:55-18:55 石垣港-羽田空港へ移動
19:30-21:00 沼津港にて打ち上げ
21:00-22:00 羽田空港-最寄駅へ移動
22:00-22:15  自宅へタクシーで移動


帰りの行程では、2008年に訪れた竹富島へまた行けそうだ。
こんな日本の果てまで来ることはないだろうなと思っていた反面、竹富島の陸上撮影で
1泊2日で訪れたいとも思っていた。この島で夜間撮影を精緻に写したいと思っている。
NIKON D5が出たら、明るいレンズと一緒に楽しみたいね。
とりあえず、竹富島へ行く時間は割くことができそうだ。あとは天候次第。

AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6G ED VRがあれば、屋根の上のシーサーを捕捉
可能である。非常に便利なレンズだが買うほどでもないし、買ったあと使い道がない。
AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRを携行するには重過ぎる。
陸上撮影機材として、NIKON D800E + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G EDをメインに
AF NIKKOR 24mm F2.8Dは交換レンズとして持っていこうか。

これらの機材を竹富島陸上撮影用専用のバックを調達した。スコールもないとは限らないし
いくらニコンとはいえいつまでも雨水にさらすわけにもいかず、一眼レフとレンズがひとつ入る
程度の薄いショルダーバックを持っていく。。通常の大型カメラバックを1時間半の滞在で持って
歩くことは不適切。身軽に走り回れる薄型のショルダーバックを準備した。
該当するバックは
ニコンの FLX スリングバッグだ。バックをひと通り見て回ったが値段相応の雨風に強そうな
バックはこれだった。好みのf64のバックは雨を良く吸うし、防水性に偏向し塩化ビニール製の
バックにすると強烈な日差しでよれよれになってしまう。薄型ハックは、着替えを入れる大型
バックの底部にクッション代わりに入れて搬送する。


【気温と暑さは別物とはいかに】
沖縄本島と慶良間・石垣島などを潜った経験をしても、今回訪れる西表島の下調べを
していくと油断ならない。紫外線の降り注ぐ量が本州の4~7倍とか。体験値・経験値を
上回るほど油断できない土地だ。今回初めて、長袖のラッシュガードを使ってみる。
UV protection UPF50+のものです。OCEAN PACIFIC。あまりに海がきれいで
30分弱でも海パンでプカプカ浮いていたら、水ぶくれになりサンダルもはけないくらい
水泡ができた事故事例もある。もちろん歩けなくなります。こうなると、この時点でこの旅
は失敗となる。瞳のやけどに注意という警告があり、サングラスは濃い色のものをしないと
危険だ。それに本州とは比べ物にならないくらい虫が多いそうです。東洋のカラパゴス
といわれる場所はどんなところなのか。今回で来沖20回。経験値を上回る暑さが下調べ
すればするほどチェックポイントとして注意する。


強烈な日差しが地面に届くと、苛烈な夏の一日の始まりだ。このときも竹富島の滞在時間が
1時間半。今回も同じ。2008年に行かなかった桟橋に行ってみよう。
強烈な海面反射も逆光もAF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G EDはボクが見たまま感じた
ままを写してくれるだろう。突然のスコールだってニコンのカメラはボクの意思に背かないで
あろう。頼もしい見方である。


【19~22日】
7:00    起床
7:30分 朝食
8:00  一眼レフハウジングの水没チェック
8:45     着替え
9:00      ダイビングサービスのお迎えが来る。すぐ近くの上原港から乗船。
10:00    1本目エントリー
12:00   昼食(ボートの上でお弁当)
13:00   2本目エントリー
       一旦港に戻って,2本で終了する人を下ろし,タンク交換。
16:00   3本目エントリー。
       宿に戻ってお風呂に入ってからすぐに夕食。
21:30   ダイビングショップへ行ってログ付け。
23:00   解散
23:30   夜景撮影開始
25:00   水中撮影器材メンテナンス
26:30     就寝

乾電池は単3を100本用意した。1日に22本消費するからである。4日で88本必要となる。
これを現地で調達できるとは思わぬがほぼ無理だろう。某Yカメラで100本パックが4000円
で手に入る。
ストロボのリサイクルタイムは1.6秒。一枚撮ってピント合わせをしている間に次のストロボ
発光の準備が整っている。書き込み媒体はLexarのCFカードを新たに準備した。書き込み
速度は1066倍。秒速160MB。D800Eで非圧縮RAWの14bit
で撮ると、写真が1枚あたり
70MBであるから書き込み速度は0.5秒以下。水中撮影用の書き込み媒体は、いま現在で
最速のものを選んだ。瞬きして呼吸を整えている間に、70MBという重たい被写体の書き込み
が終了している。



追伸
それで、長々と書きましたが出発45分前になりました。では、西表島へ行って来ます。


 


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starwars2015

沖縄の海で、どんな写真が撮れるのか、楽しみですね。
by starwars2015 (2014-07-18 21:49) 

koichi

starwars2015様へ
なんとか、撮ってまいりました(笑)。
by koichi (2014-08-08 23:14) 

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