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今日の収穫☆ [伊豆]

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< 大瀬崎・湾内の様子 >

 

 

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< いつも気になるオレンジ色のかわいいサカナです。 > 

 

 

11月2日。伊豆大瀬崎へ潜りにいってきました。 きっとこのブログがアップするころには11月2日
を過ぎタイトルの「今日の収穫」は不適切になるかもしれぬ。

今のボクには、ダイバーというよりもダイバーではない部分が多く内在している。換言すれば、
こんな11月になって海に潜る?(わからない、理解できない)側の心境も在る。しかしながら、
11月になればそれなりに気温も下がり寒いのだが、伊豆の海に潜ってしまうのである。自分が
潜ってしまう以上、ダイビングを趣味としている方たちの気持ちも理解できる。

ダイビングに興味がなければ、11月になれば海岸で上半身裸でウエットスーツはありえない。
だけど、ボクは今日はそうでした。さほど寒くはないが、油断して風が吹き体温が低下すると
風邪をひく感じです。普段から海に通っていれば快適な暖かさでしょう。例年に比べて、今日は
それほど寒くはなかった。暖かすぎるくらいです。ここから先は、冬にサーフィンやウインド
サーフィンなどする方でもないと理解できないでしょう。

本日の水温は21℃で、陸上より暖かく感じられました。陸にいるより水中のほうがまだ夏のなごり
があり暖かいのです。そして、今年は地球温暖化で水温が特別高く、全然冷たくない。潜っている
自分が異常気象かなと思うほど海は暖かい。モンハナシャコは南方系の生物でここ大瀬崎まで
回遊してきたら、11月には死滅していると思うが元気よく生きている。南方より回遊してきた
生物が死滅しないのは海水温の上昇以外の何者でもない。ボクはウエットで潜ったがまだまだ
海水がぬるく感じられた。ときおり背筋にそって浸水してくるぬるめの海水にすこしゾクッとする
程度だった。エントリーするときに顔に海水が当たってもぬるく、快適ではありますが。

 

 

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< モンハナシャコ >

 

モンハナシャコ。時間だけで言えば20年近く潜って初めてみました。ここ数週間、大瀬崎に
定着している生物です。ある方は3週間通っても巣穴に引っ込んで出てこず、姿を見ること
ができなかったらしい。巣穴に隠れる生物だけに仕方がないが、ボクは今日イントラに
場所を教えてもらい、初日で出会った。運がいいと喜べる半面、巣穴に隠れるべき生物が
全身を巣穴から出すというのは、その生物にとって死を意味するではないか。その危険な
行為が普通になった今日、身を隠す巣穴が暑いのか。

いままでカメラのハウジングの隙間に入らなかった、非常に目の細かい砂が堆積している。
これは、非常に細かい砂利ではなく、髪の毛の数分の一程度の砂粒だ。火山灰のようだが、
こんな経験はしたことがない。陸上で降り積もった火山灰の上を歩くと舞う、あの粒子です。
潜水後のカメラの手入れでようやく感触でわかる程度のものです。大規模な自然災害を
想像をして薄気味悪いです。ボクの勝手な想像です。この非常に軽く舞いやすく目の細かい
粒子はダイビングを始めてから初めてです。鹿児島県の桜島を歩いたときと同じ状況です。
1000年かけて徐々に変化していくならまだしも、わずか20年程度でこのような海況の
急激な変化はスピードが早すぎる。

 

 

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< 手前;ネジリンボウ 奥;ヒレナガネジリンボウ >

 

湾内にいたモンハナシャコは、エントリー後桟橋方面にゴロタに沿って進むとケーソンにたどり着く。
そのケーソンから鎖が桟橋方面に延びており10m程度のところで沖に向かってロープが張られて
いる。そのロープと反対側に進むとゴロタに再度たどり着く。水深8m付近にトタンが岩の下敷きに
なっており、その隣が岩、さらにとなりが砂地のガレ場である。そのあたりにいた。

ヒレナガネジリンボウとネジリンボウは、ケーソンからさらに桟橋側へ進むとやがて転石群が出現
する。そこから沖に向かって水深11mまで潜降する。注意深く吐く息の音を殺し生きている「気」を
なくして周りの岩にでも同化したつもりで静観すると、ヨロヨロとネジリンボウが巣穴から目をギョロ
ギョロさせて警戒心を持ちながらも出てくる。

海底に沈殿している枯れ枝に擬態していたニシキフウライウオがいた。ボクが彼の上空を通過
しようとしたとき、彼の目と(彼の目の真)とぴたりあった。その瞬間の彼のリアクションたるや、
人間と変わらなかったな。見つかるわけないと思っていたのだろうか、通過し終わろうとしたとき
ボクが猫のようにギョッと発見したのだから。それから彼は数分間、石のように動かなかった。

 

アカスジカクレエビ。肉眼で見るとイソバナ(このエビが寄生している植物名。たぶんイソバナ
だと思います)しか見えないがライトを照らすとボッとその姿が浮かび上がる。ライトを消し
ファインダーを覗くと被写体を捕捉しずらくなる。マクロ撮影時、 INONのLE700-Wを使用
しているがこれでは光量が不足し、焦点を合わせるには難儀しました。ライトは増強しないと
こういった被写体は手を焼きます。2ダイブを余裕で照らし続けられるコンパクトなライトが
あればいいですね。

 

 

 

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< カミソリウオ >

 

6年ほど使用したストロボINON D-2000があまり光らなくなってきた。まだ使って使えないこと
もないが海中で肝心なときに光らないのはいかんともしがたく、ストロボをZ-240に変更しました。
これでワイド・マクロともZ-240になりました。Z-240はガイドナンバー24と強力に被写体に向かっ
て照射してくれます。

 

水中は寒くはないといってもやはり11月。陸上に上がり、風が吹くと体温は奪われます。
ウエットごと熱いシャワーを浴びるのは気持ちがいいです。今日も昔の常連さんたちは顔を見ること
できず、もうダイビングはやめたのでしょうか。あのころの常連たちで和を作り囲んで情報交換
をする暖かい雰囲気があり、ベテランの先輩たちが引っ張っていってくれていたのですが。
潜りに来ている方たちの顔ぶれは、あのころの常連さんたちより明らかに若く世代交代したのは
間違いないようです。ボクもあのころより年をとり、潜水器材とカメラやライトの重みがずしりときます。
現地イントラがまだ若くて修行時代のころは、使用済みの空のタンクを脇に挟み一度に4本両手で
持って歩いていましたが、店長になった今の彼は片手に一本づつでした。沖縄など暖かい海では
60歳半ばでもたくさん潜水している。ボクに向かって、あなたはまだまだ潜れるじゃないの、若い
んだしとは言われます。確かに60代よりは全然若いですけれども、重器材の重さを考えると自分
はそこまでいけるかなと考えます。だからこそ、今頑張って潜ってますね。

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< アカスジカクレエビ(だと思います) 体長1.5cm スケルトンで肉眼でも確認困難でした。 >


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