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最近のお気に入り☆ [日常]

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< マグロ(赤・中トロ・大トロ、平目の昆布しめ) >

ブログを書くのは久しぶりである。お寿司のことをブログネタとして書いては
どうかと思い、頭の中で数ヶ月間考えていたものだ。

タイトルに最近のお気に入りとしたのはワケがある。
この時間にいるときだけは仕事のことはあまり考えないようにし、気分転換の時間
としている。短時間で近くて疲れも残らず時間も使わなくて済み、ぴったりとはまって
しまった。
 

この店で飲んでいる時間がとても今気に入っている。居心地もいいし、感じもいいし。
この記事を読んで、どうかボクを飲んべーなどと思わないで頂きたい。
そりゃ、無理か(笑)!?

こんな方法で気分転換をとることもできたのかと、ある意味、ボクの人生にとっては発見
みたいなことだ。
潜りに行きたいが翌日のことを考えると、体力的にも次の日に疲れを残してしまうなど
弱気な(笑)考えが幾たびか起き、累積するとこのようなひっそりとした時間を作る結果
になってしまった。潜るよりも予算が安く上がることも原因となり、静かな時間に通う
ようになった。通う理由はまだ他にもあるけれどね。

この店に来るようになったのは、去年の夏からである。たまたまというか、ちょっと
入ってみようかという程度で、からからに乾いた喉を潤すビールが必要だった。
はじめは、ほんの小腹を満たすつもりでしかなかったのだが。
真夏の焼くような日差しのなか、立ち寄ったのがはじまりだった。

場所は都内某所。
ボクがお店に入ると、最近いらっしゃいませ、とは絶対に言ってくれない。必ず目と目を
合わせて「毎度ぉ~っ」である。この毎度と言われるのが恥ずかしい。いつもこのお店で
飲んでいるみたいだ。先日は、手前にいる板前さんだけではなく、奥のカウンターの
板前さんまで5人くらいに挨拶されて、他の客の手前で目立ってしまった。なにもそんなに
元気よく言わんでもと思った(恥)。一瞬、お店にいるお客の会話が止まったかのように
静かになり、そこにボクがひとり立っているようだった。


板前さんは、ボクの飲み方を知っていて、「ビールですかor八海山ですか」と聞いてくる。
「今日は何から(=ネタ)はじめましょう」とくる。


はじめは、お店のおまかせコースを頼んでいたが、そのうち自分の好きなネタだけを
オータ゜するようになった。今では、月に二or
三回程度のペースで通っている。
まぁ、いつもお店には1時間もいない。予算は比較的安いほうだと思います。


1. お寿司屋さんにおける見えないルール

ここに来ると感じたのはお寿司屋さんにおける不文律。と、まぁ、こうしたほうが板前さん
と上手くいくかなみたいなモンです。知らないと板前さんを焦らせるだけの気がします。
居酒屋ではないので、長時間腰をすえて話し込む場所ではない。
某牛丼屋さんのようにお店に入った途端に注文というわけにもいかない。
したがって、先に飲み物とつまみになるものを注文して板前さんの手が空くのを
待つのがベターなようです。静かな店内なので読書もOKです。老若男女を問わず
ひとりでさっと来て、小1時間程度食べていかれる姿を多く見かけます。
ボクはiphoneで「スキーの技術戦」とか「アリッサのサーフィン」などYouTubeで
見ています。

①席は勝手に選ばない。指定される席に座る。端っこ、隅っこは心地地良いが
時にはカウンターのど真ん中にすわり、落ち着いた気分を味わえないシーンも
あるがそこを指定されるとそこにすわらねばならぬ。

②板前さんが忙しいときは、板前さんがゲタを出してくれるまで黙って待つ。
板前さんが他の客の寿司をせっせと握っているときは、横から注文をしない。
ここの板前さんは、忙しいのでせっせとお寿司を握っております。
一所懸命に仕事をしているので横から口を挟まないほうがベターです。
とても忙しいお寿司屋さんなのです。フル回転で板前さんが働く姿を見たら
口は挟めません。

板前さんは自分が入店したことを知っており、極力待たせないようにせっせと
握る。板前さんから声をかけられるまでに自分の注文を決めておく。板前さん
がゲタを出して、しょうがを盛ったら注文を始めていい合図となる。
このとき板前さんは、笑顔となる。席をお客さん側で自由に座れないのは
この店がいつも忙しいからで、板前さんが客のオーダを効率良くさばくためにある。
あまりの忙しさに板前さんがせっせと握っている横から注文しても「○○ 何個、
××何個、△△何個¨」などと言ったところで、板前さんを困らせるだけです。


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2. この店の板前さんの(見えない)気遣いとはいかに。

ここのお寿司やさんは、お寿司屋さんを訪れて、きちんとお寿司の味がする。
口の中にお寿司らしい味がきちんと広がっていく。この当たり前のことを当たり前に
日常コンスタントに水準を保っているということは、なかなか大変なことだと思います。

ダイビングをしてから、サカナなど無駄なく感謝して食べるようになった。焼き魚は丸ごと、
目玉も口もすべて食べられるようになった。ボクにとって、お寿司とダイビングは無関係
ではないのだね。自分が潜って実際に泳いでいるのを見たサカナを食べている。
とまぁ、それはさておき、

①海苔巻き軍艦シリーズ
といえば、うにの軍艦・いくらの軍艦・貝の類などさまざまである。
ここのシャリはいつもあたたかい。冷たいご飯は出てくることはない。口に入れると酢飯が
ほんわりと広がる。シャリもきつく握られておらず、しゃりとしゃりの間に空気がほど良く挟まり、
ふわりと口の中で咀嚼できる。暖かいシャリにパリパリに乾いた海苔がくっつくとすぐにベタベタ
になる。ボクが食べるタイミングを見計らい、パリパリの海苔を口にできるように上手にゲタの
上に出してくる。軍艦を口に入れると、パリっと海苔がはじけ、暖かい酢飯が口の中に広がり、
ネタの味が広がっていく。それを八海山の冷酒で流し込むと、絶妙な上手さになる。

特に日本酒と合うのが、北海道産のウニだった。あとは10歩譲って、A産のウニ。他は100歩
譲っても口にしない。北海道産の某商社のウニが現地で食べるウニの味を忠実に再現する。
これはなかなかお目にかかれないこと。それ以外は、防腐剤の味が口に残り、酒がまずくなって
しまう。

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< ウニの軍艦(北海道産)・中トロ・いか >


②いか・たこ
いかといえば、長崎産や福岡産の白いか。柔らかく、すじがなく不快感がなく食べやすし。
しかも味たるや、それはそこらあたりのいかとは異なる。ただし、一貫あたりの値段は
倍と高くなりますが。

たこを口に入れると甘くやわらかく、しかもやわらか過ぎずべちょべちょしていない。
酢でしめた様子もなく、まったくの生ダコである。噛み切れないで口の中に残るなどということ
はなく、これが日本酒ととても合う。新鮮な生たこはとても甘くやわらかく美味なのである。

この前、いかをよく食べていたら、いかの下にうにを入れて握ってくれた。
もちろん、板前さんのご好意で頼まなくともこのようなことをしてくるが、これが非常に
美味いのです。たまに、いかを海苔で巻いたり、白ゴマをパラパラとふかけてきたり
気を利かせてくる。上質ないかが入荷したときには、塩をちょっとだけふりかけ、
醤油はつけないでくれという。言われたとおりにするとこれがこたえられない。


ボクの両親は九州出身でいかを好んでいる。そのワケがこの店でわかった気がする。
確かに美味しい。このお店に来れば、いつでも九州の味が食べられるなら有難い。
これも通う要因のひとつかな、何かと親近感を感じるのである。


③この店のオリジナル
平目の昆布しめ。これはたまらない。平目を昆布の汁につけたもの。
例えると、お吸い物そのままです。純和風の味です。すぐ売り切れます。
これだけで12貫食べてしまいました。この日は酒が進んだ。
おせちと日本酒のような相性でしたね。

④塩水ウニ
ただのうにと違い、防腐剤を使わず、塩水に漬かったもの。希少品です。
これを食す際には、醤油をつけないほうがいいと板前さんがいう。それほど、食材
そのままを味わって欲しいという。3巻注文すると、シャリの上にうにを乗せたもの・海苔で
巻いたもの・あぶりうになどこちらが頼まなくともバリエーションを考えてくれる。

このウニの味は、昔ツーリングで訪れた、函館の朝市や宗谷岬でのあの味そのままです。
何年経っても味の記憶は正確に憶えているようだ。即座に地元の味と比較対照できる。
つまり、まずいか偽物かはわかる。去年、北海道で食べた味の記憶を頼りに、東京T地
市場の某店に行き、それなりの値段を出し、ウニ丼を食べたが防腐剤の味が勝っていた。
お店が自信を持って提供するほどの味ではなかった。

___177half__.JPG
< あん肝ポン酢 >

⑤あぶりトロ・中トロ・大トロ。

あぶりトロ。油気が強い。日本酒と非常に合います。ネタの上に芽ねぎとわさびをのせて
淡麗辛口の冷酒で流し込むとよく合います。
大トロは口の中で溶けすぎ日本酒があとからそれを追いかけていきます。中トロはゆっくり
溶け出し日本酒と一緒に胃袋に入っていく印象です。一番合うのは中トロだろうか。

⑥えんがわ
えんがわは一匹から8枚程度しかとれないという。ボクは休みの日の昼食時間にこの
店を訪れる。それは、休みの日くらい、朝ゆっくり起きて、飲んだあともゆっくり時間が取れる
からである。起床時間も早いので夜7時半には就寝してしまわないといけない。
とすると、休みの日中が晩酌と同じになる。
この8枚はこの時間でないと口にできないとか。本物のえんがわの味は名状し難いといえる。
シャリの長さの2倍はあるネタがゲタに並ぶと、それはそれは美味しくて酒が進む。。

⑦かわはぎ
伊豆の海に潜っていてかわはぎを見る。見た目は全然美味しそうなイメージはなかった。
そのような先入観で口にすると大間違いだった。かわはぎの肝そえの握りである。
お店にはそうそう入荷するものではないので珍しいのです。

⑧いくらの軍艦も美味しいし、白子やあん肝のポン酢などは日本酒に合いすぎるくらいに
合うのである。思わず、目をつぶって噛むほどの美味しさである。


⑧板前さんプラス(というか、板前さんの気持ちか)

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< 中央の白身がかわはぎの肝そえです 


例えば、ボクが中トロ一貫頼むと、何故か二貫ゲタのうえに載ってくる。
いかのにぎりの下にウニを入れておく。同じネタばかりなら、海苔の帯を
巻いたり、何かいたずらをしてくる。そのときの板前さんは他の客に気が
つかれないように小声で「(これはサーピス
)いいですよっ」と言ってくる。
「自分はこんなの頼んでないけど」と思い黙って見返すと、
黙って受け取れ
みたいに、目は笑っている。

安いネタならともかく、高いネタを平気で、「あっ、間違えた」とぼけて一貫余計に
ゲタの上に置く。ボクはそれをあてにしてこの店に通っているとは思われたくはく、
「払いますよっ」というものの、「いやいや」なんて板前さんが否定する。
他の板前さんにも他の客にも知られないように、押し売りと誤解されないように
気を遣いながら、好意を伝えたいようだ。なにもそんなにしてまでと思うのだが。
その板前さんの趣味は、なんとダイビング。


ここの店長は良く働く。板前としてもウエイターとしてもレジでも。呼び込みでも。
お店全体の流れを把握し、板前さんのフォローもしています。
こんなうしろ姿見せられると、好感。身も心も洗われるようです。
しばらく、このお気に入りの場所には通うことになりそうだ。


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starwars

カウンターで食べることはほとんどありません。
すごいですね。
by starwars (2014-02-05 23:57) 

koichi

starwars様へ
ここは美味しいのです。気を失うほど。
by koichi (2014-08-08 23:23) 

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